私は「旭町」で生まれ育ち、その後「森の里」に33年住んでおります。「厚木市」は、かつては神奈川県を代表する中核都市であり、東名高速道路・小田急線などの交通網の整備が厚木市の発展を支えてきました。厚木市が大きく発展した昭和30年代から50年代に中心市街地で青少年時代を過ごしました。
しかし、近年は少子高齢化や交通渋滞などの要因により、かつての元気を失いつつあります。魅力的な厚木市を再構築するためには、子育て支援、少子高齢化対策、交通渋滞対策、中心市街地の再開発、中小企業・商店街・農林業の地元産業の活性化などの抜本的な改革が必要な状況となっています。
特に、近年の少子高齢化は全国的な傾向ですが、地元の 「森の里」「玉川」は、厚木市で最も高齢化率の高い地区となっています。この傾向はさらに進むことが予想されています。今までも自治会を中心にボランティア団体等が積極的に地域活動を支えてきました。私も自治会の一員として活動を続けてきましたが、構成員の皆様も徐々に高齢化が進んでいます。
「森の里」「玉川」はもとより、「厚木市」が元気を取り戻すためには、若い世帯がこのまちに住み、かつてのように多くの子供たちが生まれ育ち、まちの活動を支えて活躍する人材を育てていく必要があります。これからは高齢者と若い世代が同じまちに住み、各世代が一体となって「住み続けたいまちづくり」を推進していく必要があります。
私は長いサラリーマン生活で培った知識と経験を、「厚木市全体」の発展と元気なまちづくりのために注力していきたいと考えております。